街中の建造物や道路などに付着する、美しく保存された無用の長物のこと。
1970年に赤瀬川源平氏らによって発見された四谷の「純粋階段」が第一物件とされ、現在までに様々なタイプの物件が発見されている。
詳しくは赤瀬川原平著「超芸術トマソン」、「トマソン大図鑑」(全2巻)、赤瀬川原平・藤森照信・南伸坊編「路上観察學入門」をお読み下さい。
第一発見から40年以上たった今も、再開発の波に怯えながら、トマソンは街中に美しくひっそりとたたずんでいるのです。